第121回日本解剖学会 総会・全国学術集会に参加
福島県郡山市で2016.3.28〜30に開かれた日本解剖学会総会・全国学術集会に参加しました。学部生も4名が学生セッションで発表しました。このうち岩﨑奏子さんが優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!
解剖学会参加記
岩﨑奏子
3月28〜30日に郡山で開催された解剖学会に参加し、学生セッションで発表を行いました。今回の学会発表に向けた研究活動および学会参加の感想を簡単に書かせて頂きます。
学部生は普段の授業期間において実験する時間が限られているため、年度末のフリークオーター期間を利用して集中的に研究を行いました。ポスター発表という身近な目標があったことで、ただ手を動かすだけでなく、背景を踏まえた論理の流れなども整理しつつ実験に取り組むことができたと感じています。また、週一回の進捗報告の時間は自分の研究の方針や問題点などを考える良い機会になりました。学部の同期が多いことで、お互い研究の悩みを相談し合うことができたのも良い刺激になりました。実験が進まず悩んだ時期もありましたが、研究のことばかり考えて過ごしたこの数か月間はとても楽しく、有意義なものになりました。学会での発表では研究結果を論理的かつ簡潔に表現することの重要性だけでなく、自分の研究の面白さを相手に伝えることの難しさも痛感しました。また、他の参加者の方の発表を見て、研究内容のみならず表現の仕方についても学ぶことができました。全体を通して、医学部の通常カリキュラムでは得られない貴重な経験をすることができたと感じています。まだまだ研究を始めたばかりですが、今回の学会参加の経験を活かしこれからも研究活動に励んでいく所存です。
最後に、日頃より大変お世話になっております岡部先生、小橋さんを始めとする研究室の方々、また様々な面でご支援頂いておりますMD研究者育成プログラム室に感謝申し上げます。
その他の写真